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リウマチなどの関節痛に効果のあるボルタレンとは

2019年07月25日
お腹を抑える女性

ボルタレンは眠れないほどの痛みがあるリウマチによる関節痛や腰痛などのつらい痛みを緩和することができるほどの効能を持ち、腫れなども引き起こす炎症を抑える作用にも優れています。
有効成分ジクロフェナクナトリウムが持つ優れた抗炎症作用で痛みの原因物質の生成を抑えるボルタレンは、NSAIDsとも略される非ステロイド系抗炎症薬の薬です。
同じグループに属する解熱鎮痛剤の中でも特に効果が高い痛み止めとされるボルタレンは、抜歯後や手術後にも処方されるほどの薬で麻酔が切れた後の激痛緩和にも役立ちます。

ボルタレンをはじめとする非ステロイド系抗炎症薬は、体内で炎症や痛みを引き起こすプロスタグランジンと呼ばれる物質を生成するCOXことシクロオキシゲナーゼ酵素の働きを阻害することで痛み止めとしての優れた効果を発揮します。
COXには炎症などに関わるCOX2のほかCOX1もありますが、COX2を選択的に阻害するほかの解熱鎮痛剤と違って、ボルタレンはCOX1の働きまでブロックすることから特に強い作用で痛みを止めることを可能にしました。
そのぶん副作用が起こりやすいというデメリットもあります。

効き目が強いボルタレンは胃痛などの副作用が出やすいこともあって、市販薬は塗り薬や貼り薬のみ販売され飲み薬は処方薬のみとなっています。
病院でも医師があらかじめ痛みのピークを予測して激痛が治まる頃には服用を終える程度の量しか処方しません。
安易に服用を継続することで副作用が生じやすくなったり身体が薬に慣れてしまい痛み止めとしての効果が半減することもあるため、リウマチなどの慢性的な炎症疾患以外は長期服用は避けるべき薬です。
ボルタレンは炎症や痛みを止める効果は高いものの、炎症を起こす原因となる病気そのものを治癒させる薬ではなく対症療法の薬ということで、ボルタレンを頼るばかりでなく病気やケガの治療をきちんと受けて、早めに治癒させておく必要があります。

リウマチ治療に使用されるボルタレンの副作用とは

有効成分ジクロフェナクナトリウムの働きによって、炎症による関節の激しい痛みに悩まされるリウマチの症状を効果的に緩和するボルタレンは、非ステロイド系抗炎症薬系統の解熱鎮痛剤の中でも特に高い効果を持つものだけに、副作用も出やすい薬とされます。
ボルタレンの服用によって生じる副作用には胃の痛みや吐き気などの胃腸障害が最も多いとされますが、その理由はボルタレンが生成を抑える痛みの原因物質プロスタグランジンが胃粘膜保護や胃酸が過剰に分泌するのを抑える作用も持っているためです。
そのためボルタレンが処方される際には胃粘膜保護剤も出されることが多く、同時に服用して胃腸障害を避けるようにします。

使用方法を守って服用を続ける限り重篤な副作用はそれほど多くないと言われますが、漫然と長期服用を続けるなどして胃かいようなどの消化性潰瘍や腎臓や肝臓に重い症状が出てしまうこともあります。
薬の副作用が出やすい高齢の人やリウマチなどの慢性疾患によって長期にわたっての服用を続けている人は特に注意が必要で、胃腸の検査や腎臓や肝機能などの検査を定期的に行うことが大事です。

ボルタレンの使用方法では、同時に処方される胃粘膜保護作用のある薬も一緒に飲むことが重視されますが、可能な限り胃に食べ物が留まっている食後に服用したほうが良く、激しい胃痛が続いたり吐き気が治まらないなどの異変が起こった際にはすぐに医師に相談するべきです。
ボルタレンには飲み合せの悪い薬もいくつかあり一部の利尿剤や抗真菌薬、抗凝血薬などのほか、市販薬などを服用する際にも医師や薬剤師に飲み合わせについて相談しておくのも、重い副作用を避ける大事なポイントになります。

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