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リウマチの主な症状について

2019年06月15日
お腹が痛い女性

中年期の病とよく言われているリウマチは、進行することで日常生活を困難にする厄介な病気です。
リウマチになるとどんな症状が引き起こされるのでしょうか、またリウマチかなと疑ったらどんな対処を取る必要があるのでしょうか。

リウマチとは関節が炎症を起こしている状態のことです。
軟骨や骨が本来の機能を損ね、リウマチを放置すると関節は変形することがあります。
関節の病気にも様々なものがありますが、関節を動かしていなくても痛みを生じるのがリウマチのやっかいなところで、腫れと激しい痛みが伴います。
手足の関節はとくに起こりやすく、例えば左右の関節が同時に痛みだすことも多いです。
症状には発熱や疲れ、食欲減退も挙げられ、炎症の範囲は肺や血管に及ぶこともある病気です。

リウマチが発生するメカニズムは免疫の働きの異常と考えられています。
免疫とは体を守るために細菌やウイルスを撃退するものです。
しかし、ここに異常が見られると自分の細胞や組織を破壊します。
細胞や組織が攻撃されることで炎症は起こり、症状として関節の痛みや腫れとして現れます。

症状が続くとどうなるでしょうか。
人間の関節には周囲を取り巻いている「滑膜」がありますが、ここが膨れ上がって症状はさらに悪化し、骨や軟骨も破壊されます。
炎症が起こるとサイトカインという物質が分泌されますが、症状が長く続くことで過剰に分泌され、症状は悪化の一途です。
ひどく悪化した場合には骨や関節が変形してもとに戻らないこともあります。
リウマチを抑えるためにはこのサイトカインの分泌を抑制しなければなりません。

さて、リウマチは中年期の病と呼ばれるように30歳から50歳の年齢で起きやすい病気です。
およそ1000人に5人はリウマチを患うと言われ、実は男性よりも女性に発症が多いと言われます。
データにすると男女比は1:4(男:女)です。
年齢は中年期以外では60歳を超えても発症することがあります。

リウマチの症状を緩和させる方法とは

リウマチの進行を抑制するには早期に発見し、早期に治療することが望ましいと言われています。
近年の医療技術の進歩により、関節の破壊は発症してすぐに起こることが分かってきました。
そのため早期に医者に見てもらい、適切な処置とアドバイスを受けることで、症状をコントロールすることも可能です。
関節に痛みを感じたら早め早めに専門医に相談するといいでしょう。
リウマチは「リウマチ専門医」というこの分野に特化した医者がいることが大きな強みです。

リウマチの治療方法は主に薬物療法です。
炎症の痛みを和らげる抗炎症剤や免疫機能を正常に整える抗リウマチ薬などが処方されます。
そして最近は最先端の医療技術であるバイオテクノロジーを用いた製剤も使用されており、名前は「生物学的製剤」です。

抗炎症剤には市販で購入できるものもあり、大きく非ステロイド剤とステロイド剤に分かれます。
非ステロイド剤は鎮痛剤の一種で、アスピリンやロキソニンなどが代表的な薬剤です。
非ステロイド剤は非常に数多くの薬があり、薬局やドラッグストアでも50種類から60種類の薬が売られています。
鎮痛と解熱が主な効果です。

長期治療が必要なところまで進行すると「弱オピオイド」という薬が処方されることがあります。
これも鎮痛剤の一種です。
副作用が少ないというメリットがありますが、飲み始めは吐き気を伴う場合があります。
最初の一週間は自分の体質と相談しながらの服用が必要です。

この病気の緩和には長い時間がかかります。
専門医に助言をもらいながら対処していくことになりますが、その間も痛みと付き合わなければなりません。
自分でできる方法もあり、物理療法といって薬物を使わない緩和対策があります。
代表的なのは患部を温めたり冷やしたりする物理療法です。
痛みが強い場合は氷嚢やアイスパックで冷やしましょう。
鈍い痛みが続いている場合は湯たんぽなどで温めてください。
温めることで血行が良くなります。

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