• ホーム
  • リウマチは早期発見で予後はどう変わるか

リウマチは早期発見で予後はどう変わるか

2019年07月05日
人間の消化系とウィルス

関節リウマチの症状は発症後徐々に進行していくと考えられていました。
しかし、最近では発症後の早い段階で急速に関節が破壊されるということが分かってきています。
つまり、症状としてはゆっくりと進行しているようでも、関節の内部では炎症が続いており、関節が破壊されているということもあるのです。

リウマチを発症してから関節破壊が急速に進行するのは1年以内と言われています。
そのため、早期発見・早期治療をすることが進行を防ぐためには大切ということです。
関節リウマチは、誰でも発症する可能性がある病気ですが、特に30代から50代の女性に多く見られるものです。

なお、関節リウマチの原因は明確にはされていませんが、本来であれば自分の体を守る免疫が何らかの原因で誤作動を起こし、関節滑膜を攻撃してしまうことが原因とされています。
最近の研究では、病気の発症に関わるとされる遺伝子がいくつも見つかっていますが、その遺伝子を持っていたからと言って必ずしも発症するわけではありません。

特定の遺伝子を持っているということに加えて、更年期障害や喫煙・歯周病・妊娠や出産・様々な感染症と言った要因が加わることによって発症するのでは無いかと考えられているようです。
関節リウマチは以前は早期発見が難しく、症状の進行を防ぐことも難しいとされていました。

薬物療法なども行われていましたが、それらは症状を一時的に和らげるということが目的にされていましたが、医療の進化により、早期発見・早期治療を行うことで、進行を抑え、病気の発症前とほとんど変わらない生活をおくることが出来るようにもなっています。

実際に早期発見・早期治療を行った人の多くで発症前と変わらない生活をおくることが出来る寛解を達成しています。
新たな治療方法・治療薬の開発も進められていることから、以前は治らない病気とされていたものも、適切な治療を受けることで健やかに暮らすことが出来るようになるでしょう。

リウマチを早期発見するためのポイントとは

リウマチを早期発見するためにはいくつかのポイントがあります。
まず、どのような自覚症状が見られるのかを知っておく必要があるでしょう。
主な自覚症状としては、起床時の関節のこわばり・関節の腫れ・熱感・関節の触感異常等が挙げられます。

この中でも、特に代表的なものとして挙げられるのが、起床時の関節のこわばりがあるということです。
ただし、この症状は長時間は続かず、30分から1時間程度で治まります。
これは寝ている間に炎症を起こす物質が関節に溜まっていることで起こるもので、関節を動かしているうちにその物質は全身に拡散されるため、症状は治まります。

そして、関節部分を触った時に、これまでとは異なるブヨブヨとしているとしていることもあります。
これは、関節液が溜まっているためにそのように感じられるようです。
このような症状が見られた場合には、リウマチの疑いがありますので、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

専門の検査と受けることが出来るところで診察を早めに受診することが好ましいですが、かかりつけ医がある場合にはその医療機関を受診しましょう。
なお、関節リウマチはその他にも様々な症状が見られることがあります。
どの診療科を受診するか迷った場合には、内科もしくは整形外科を選びましょう。

医療機関の中には「リウマチ科」などリウマチという言葉を掲げているところもあります。
そのようなところであれば、専門的な検査を受けることが出来る場合があります。
確信がない疑いの段階でも、診療を受けることで早期発見・早期治療につなげることが出来ます。
少しでも疑わしい症状が見られた場合には、遠慮することなく医療機関に相談をしましょう。

関連記事
リウマチなどの関節痛に効果のあるボルタレンとは

ボルタレンは眠れないほどの痛みがあるリウマチによる関節痛や腰痛などのつらい痛みを緩和することができるほどの効能を持ち、腫れなども引き起こす炎症を抑える作用にも優れています。有効成分ジクロフェナクナトリウムが持つ優れた抗炎症作用で痛みの原因物質の生成を抑えるボルタレンは、NSAIDsとも略される非ステ

2019年07月25日
メトトレキサートは関節破壊の予防に効果があります

リウマチは全身の大小の関節で炎症が生じて、関節破壊が進行する病気です。リウマチと診断されると、非ステロイド系鎮痛剤と少量のステロイドホルモンで治療を始めることとが、従来から行なわれてきました。しかし最近では早期から積極的な治療を開始することで、リウマチによる関節の破壊の進行を妨害する効果が高いことが

2019年08月10日
リウマチの主な症状について

中年期の病とよく言われているリウマチは、進行することで日常生活を困難にする厄介な病気です。リウマチになるとどんな症状が引き起こされるのでしょうか、またリウマチかなと疑ったらどんな対処を取る必要があるのでしょうか。リウマチとは関節が炎症を起こしている状態のことです。軟骨や骨が本来の機能を損ね、リウマチ

2019年06月15日
リウマチは何かのきっかけでなる?

リウマチは手や足の関節に腫れや痛みを生じる病気で、だんだんと症状が進行していくのが特徴です。ステージⅠからⅣまでに分かれており、Ⅳは末期とされ、日常生活を送るのに介護をしてもらわないといけない状態になってしまう怖い病気です。人間の体には本来、体の外から侵入してきた細菌やウイルスを攻撃して撃退するとい

2019年06月02日