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口内環境を清潔に保つことでどんな病気を予防できるか

2019年11月04日

最近注目を集めているのが、口内環境を清潔に保つことで健康に与える効果があるということです。
口内環境は人間の体内に直結する部分でもありますので、食事の後や就寝前など、念入りにケアを行うことでリウマチをはじめ様々な症状を防ぐことが可能であると言われます。

多くの人が経験したことのある口内炎も、疲労やストレスなどが原因となっている場合や、口の中を噛んでしまうという原因はありますが、口内環境に細菌が多くある状態では炎症が大きくなりがちです。
また歯周病についても、歯茎と歯肉の境目付近にいる歯周病菌が体内に入り込み、全身に大きな悪影響を与えてしまうことが知られています。
腸内細菌バランスの悪化にも影響が強いとされていますので、口内環境はしっかりと歯磨きを行い、デンタルフロスを使用してプラークを除去して、出来るだけ細菌の繁殖を防ぐことができる清潔な環境を確保して予防することが大切です。

「口内環境の保持は全身の健康の源」という言葉は、日本歯科衛生士会のウェブサイトにも掲載されているように、もはや常識として抑えておくべき事柄だと言えるでしょう。
そのままの不衛生な状態を改善しないと、心臓や循環器に関する疾患を引き起こすこと、糖尿病の悪化を引き起こすことなども研究結果から明らかとなっています。

心臓に悪影響を与えるゲインとしては、血管内に侵入した歯周病原性細菌や病原因子などが、血流に乗って冠状動脈に達するとアテローム形成が加速化して心血管の病気が発症しやすくなります。

糖尿病に関しては歯周病の炎症が発生している部分で生じる物質が、血糖値を低下させる作用を持つインスリンの効きを阻害する(インスリン抵抗性)を有しているために、歯周病の患者さんは血糖コントロールが改善しにくくなるという影響があります。

これらのことからも口内環境を適切にコントロールすることは、病気の予防に極めて重要であることがわかります。
歯磨きをしっかり行ってプラークを確実に取り除くことが求められます。

口内環境を清潔に保つことと関節炎の関係性

関節炎は、年令とともに発症する人が多く、人によっては加齢のために仕方のないことではないかとあまり重要なこととして考えないというケースも少なくありません。
しかし重度な関節炎、特にリウマチと呼ばれる症状に移行してしまう場合には、口内環境との関連性も少なくないと考えられています。

関節は複数の筋肉や軟骨組織が複合的に組み合わされて動く事ができる箇所です。
この部分に口内環境の悪化とともに全身を悪性の細菌が巡ってくることで、関節炎の因子となる細菌やその生成物が蓄積されていくことになります。
その結果引き起こされるのが関節の痛みであり、症状の強さによっては動かすこともできないほどの痛みが発生してしまう可能性もあります。
その原因の一つに口内環境が影響しているということに気づかない方も多く、関節の痛みが生じても歯磨き方法を改善したりデンタルフロスを併用してプラークの除去を実施するという考えに至らないことがあります。

近年は、全身に与える口腔内の歯周病菌の影響がクローズアップされきたことによって、徐々に認知度も高くなってきていますが、歯磨きの重要性は虫歯と歯周病の予防にあるという固定観念をもっている人も少なくありません。
しかし、毎日の正しい歯磨きやデンタルフロスでのプラーク除去によってリウマチの症状が次第に軽快していくことも期待できるのです。

また腸内細菌バランスを整える事ができますので、体調も良くなり身体を軽やかに動かせられるようになっていくと言えるでしょう。
関節は適度に運動を繰り返すことでその機能を維持することができます。
つまり、口内環境を清潔に保つことは関節炎の予防にもつながる重要なことであると考えられるのです。

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